トライアングルエヒメ 実装パートナー
令和8年度(2026年度) トライアングルエヒメ2.0 採択プロジェクト
AI TRACEABILITY DX FOR MANUFACTURING

探す、聞く、照合する。その時間を、
ものづくりの力へ。

材料・仕掛品・製品の所在、出荷状況、品質情報、監査証跡。現場に分散する情報をつなぎ、「今、何が、どこにあり、なぜそうなったか」をすぐに確認できる製造現場を実現します。

プロジェクトの象徴現場の履歴を、経営の判断力へ。
AIトレーサビリティDX
所在工程品質証跡在庫
令和8年度(2026年度) トライアングルエヒメ2.0
トライアングルエヒメ

全国・海外から過去最多の応募。
選ばれた17プロジェクトのひとつ。

愛媛県が推進するデジタル実装プロジェクト「トライアングルエヒメ2.0」において、ブライセンの「ものの流れを見える化するAIトレーサビリティDXプロジェクト」が採択されました。

507件全国・海外からの応募
17件新規採択プロジェクト
採択倍率約30倍
実装パートナー

愛媛の現場で共同実装

私たちの使命

「探す・聞く・照合する」時間を、ものづくりの判断へ戻す。

製造現場には、数字に表れにくいロスが残っています。材料や仕掛品の所在を電話で確認する。紙とExcelを見比べて出荷状況を追う。監査前に過去の帳票を遡る。AIトレーサビリティDXは、入荷・製造・移動・使用・検査・出荷の履歴をひとつにつなぎ、「今どこにあるか」「何が使われたか」「誰が何を確認したか」を、必要な人がその場で把握できる状態をつくります。
製造現場の課題

現場の利益を静かに奪う、5つの「見えないロス」。

大規模な設備投資の前に、日々の確認・探索・転記・照合を見直す。製造業の多くに共通する課題へ、現場起点で向き合います。

01

所在確認が、人に依存している

材料・部品・仕掛品・パレットの現在地がすぐに分からず、電話、メール、現場確認が繰り返される。担当者不在時には判断が止まり、納期回答も遅れます。

02

紙・Excel・基幹システムが分断している

同じ情報を複数の帳票へ転記し、出荷案内や実績報告を手作業で作成。二重入力と確認作業が増え、転記ミスの原因にもなります。

03

残材・滞留在庫の実態が見えない

完工間際の残部材、長期滞留品、倉庫の占有状況を把握できず、廃棄ロス、余剰発注、保管コストが潜在化します。

04

品質・監査の証跡をすぐに出せない

製品に使用した材料・薬剤のロットや実使用量を遡るために、指図書、入荷伝票、チェックリストを人手で突合。問い合わせや監査のたびに準備工数が発生します。

05

ベテランの経験が、仕組みになっていない

どこを確認し、誰へ連絡し、例外時にどう判断するかが担当者の記憶に依存。人手不足や世代交代が進むほど、属人化が事業継続リスクになります。

TRACEABILITY DX

現場の動きを、そのまま履歴に。履歴を、次の判断に。

現場へ入力作業を押しつけるのではなく、実際の作業動線に合わせて記録点を設計。既存業務を活かしながら、必要なデータが自然に残る仕組みをつくります。

STEP 01

QR・モバイルで
移動と作業を記録

入荷、パレット化、積込、倉庫移動、出荷、薬剤使用など、重要なポイントでQRを読み取り。スマートフォンやタブレットから現場で登録します。

STEP 02

製品・材料・場所を
一本の履歴で接続

製品、部材、材料ロット、数量、所在、担当者、写真、日時を紐づけ、「何が、いつ、どこへ動いたか」を追跡できる状態にします。

STEP 03

アラートと一覧画面で
確認を先回り

不足品、完工残品、滞留、未処理などを可視化し、関係者へ通知。向け先・納期・進捗を一覧で把握し、確認漏れと後追い対応を減らします。

STEP 04

既存システムとつなぎ
二重入力を削減

基幹・生産管理・既存Excelとの連携を想定し、出荷指示書や監査証跡をデータから出力。蓄積データは将来のAI分析にも活用できる基盤となります。

「探してから動く」現場から、「見えているから判断できる」現場へ。大きく入れ替えるのではなく、効果が出る工程から段階的に実装します。
実装パートナー

海事と繊維、二つの現場から、製造業に展開できる標準モデルへ。

工程も扱うモノも異なる二社で実装するからこそ、特定企業だけの個別システムで終わらない。現場データの取り方、運用定着、既存業務とのつなぎ方を、他の製造業でも再利用できる形へ整理します。

BEMAC株式会社の現場イメージ
実装事例 01 / 海事・産業機器

BEMAC株式会社

受注後の部品製造から出荷・配送までを対象に、製造品・電線・器具などの現在位置と作業状況を可視化します。

  • パレット・トラック・倉庫・造船所でQRコードを読取り
  • 納品先、納期、荷受担当者、不足品、配送状況を一元管理
  • 配送完了写真、出荷指示書などを証拠として記録
  • 造船所を含む関係者が、出荷・配送状況を共有
目指す状態
電話やメールで個別確認することなく、「今、何が、どこにあるか」をリアルタイムに把握。探す時間を減らし、製造・出荷業務へ集中できる現場を実現します。
「染め」を通して、豊かな生活文化と
新しい価値を創造する。
西染工株式会社が手掛けるタオル・繊維製品
西染工株式会社は、染色加工の枠を越え、素材・機能・デザインを掛け合わせた製品づくりを進めています。タオルやクッション、布製小物に加え、製造工程で発生する綿のホコリを活用した着火剤など、新たな用途と価値を生み出しています。
実装事例 02 / 繊維・染色

西染工株式会社

染料・薬品の入荷から使用、製品化までをデータでつなぎ、GOTS認証に必要な証跡をロット単位で一元管理します。品質保証とトレーサビリティを支える仕組みを構築し、付加価値の高い製品づくりを支援します。

  • 指図書と実際に使用した薬剤・数量をデータ化
  • 材料ロットと最終製品を紐づけて即時に遡及
  • GOTS監査に必要な証跡を期間指定で出力
  • 使用実績を活用し、在庫管理・発注判断へ展開
目指す状態
紙や台帳をめくって個別確認することなく、「どの製品に、何を、どれだけ使用したか」を瞬時に把握。GOTS監査への対応や品質保証を効率化し、付加価値の高い製品づくりに集中できる現場を実現します。
製造業にもたらす価値

同じ課題を持つ製造業へ。小さく始めて、全体最適へ。

対象は在庫管理だけではありません。材料・仕掛品・製品が動き、複数部署や協力会社が関わる現場で、幅広く活用できます。

01

所在確認を即時化

材料、仕掛品、完成品、治具、パレットの現在地を、担当者へ聞かずに把握。

02

出荷・配送を標準化

向け先、納期、担当者、不足品、完了写真を一元化し、抜け漏れを防止。

03

残材・滞留を削減

滞留時間と保管場所を見える化し、余剰在庫、廃棄、占有コストを改善。

04

品質問い合わせへ即応

製品から材料ロット、工程、担当者、検査記録へ遡り、説明時間を短縮。

05

監査証跡を自動化

紙の突合ではなく、必要期間・対象ロットの記録をデータから抽出。

06

現場データを経営へ

作業時間、滞留、進捗、占有面積をKPI化し、改善投資の判断材料へ。

導入適合チェック

このような現場に適しています

紙やExcelが多い/材料や仕掛品を探すことがある/拠点・倉庫・協力会社をまたいでモノが動く/出荷や監査の証跡作成に時間がかかる/ベテランへの確認が集中している。

NEWS & UPDATES

お知らせ

トライアングルエヒメ2.0における実装状況、成果、イベント情報を随時お知らせします。

現場から始める

まずは、現場で最も時間が失われている「確認作業」から見える化します。

全面刷新を前提にせず、対象工程とKPIを絞った実装から開始。愛媛で磨く標準モデルを、海事・繊維から幅広い製造業へ展開します。

自社の課題を相談する
ブライセンが選ばれる理由

ブライセンは、700社超で利用されるクラウド型倉庫管理システム「COOOLa」の実績と、年間1,000万食規模を扱う航空機内食工場でのトレーサビリティ実装経験を基盤に、要件整理、システム構築、既存システム連携、教育、運用定着までを一貫して支援します。