AI ACCELERATION

AIアクセラレーション

近年、スマートフォンやカメラ等の各種センシングデバイスのコモディティ化により、IoT機器が扱うデータ量が爆発的に増加しています。これに伴い、求められる処理スピード、レスポンスタイムもより高いレベルになってきており、中央集中処理型のクラウドコンピューティングに代わって、エッジコンピューティングが注目を集めています。エッジコンピューティングとは、データの生成元であるIoT機器、または、その近くのサーバでデータ処理を行うことで、データ処理のリアルタイム性・機密性を向上させ、同時にネットワークやデータセンターへの負荷も軽減させることができる分散処理型アーキテクチャです。

下図は、当社が考えるエッジコンピューティングの一例ですが、クラウドコンピューティングとエッジコンピューティングは競合する関係ではなく、互いに補完し合い、サービスのパフォーマンスを最大化するために、それぞれの使い分けと連携が重要になります。

NPU搭載ボードで処理最適化前と比較して
約2倍の処理速度を実現
~NPUが得意とするAI処理を切り出しパイプラ
イン化することで、CPU/GPU/NPUを最適に~

ISSUES THAT OUR TECHNOLOGIES CAN SOLVE当社技術が解決する課題

 
お客様ご要望のエッジデバイス、デバイスの搭載OS、クラウドサービス、モバイルデバイス、AIフレームワークに応じて、柔軟なAIソリューションのご提案が可能です。当社の、画像処理・組込・通信・アプリ開発を組み合わせた総合的な技術力とノウハウ、更にNPUなどAI処理に特化したプロセッサを活用したリアルタイム性の追求など特殊技術を活かすことにより、お客様の課題解決にむけてワンストップで支援いたします。

USE CASEユースケース

  • 監視カメラ等で録画したデータをエッジデバイス内に搭載したAIで学習・推論処理し、認識すべき事項とそれに基づいた提案をクラウド経由で、モバイル端末に通知します。
    例えば、ドライブレコーダでタクシーやトラック運転手の動画データを習得し疲労度や集中度をエッジAIでリアルタイム分析します。稼働率・待機率・体調などのデータと統合して事故発生率を推論し、問題が検知された場合は、別ドライバに交代を要請する通知を発信するなどが可能になります。
    お客様のご要望に応じてエッジからモバイルまで一気通貫のソリューションを提案します。
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