2017.12.1

[CSR]ブライセンの海外支援活動について(ミャンマー・カンボジア)

2017年12月1日

ブライセンでは、社会と共に持続的に発展していくために、かねてから国内外で活動する非営利団体へ支援を行っており、定期的に現地との交流を図っております。
本年は全社から有志を募り、その中から選ばれた4名の社員で現地に赴き支援活動を行ってまいりました。現地での様子をレポートいたします。

11月25日、ブライセンが支援しているNPO法人ジャパンハートがミャンマーで運営する養育施設Dream Trainを弊社社員が訪問し、BBQ Partyを開催しました。
今年で第4回目の開催となる今回は、BBQの他に焼きそば、カレーなどの日本料理を約180名の子どもたちと一緒に作り、みんなでおいしく頂きました。
最後には子どもたちからのダンス・歌のプレゼントもあり、訪問した一同、感動で胸が一杯になりました。

当日の様子がこちらです。


BBQの様子


大合唱のプレゼント


グループに分かれてお肉を焼く子どもたち


練習したダンスを披露

また、11月27日にはブライセングループ及び有志社員がFounderとして設立支援をしたカンボジアの病院Asia Alliance Medical Center(AAMC)を訪問しました。
カンボジアでは珍しい4Dエコーを用いての妊婦検診が開始され、出産時のリスク軽減を進めています。
そして来年6月には、新病棟が完成し小児がんを含む治療が可能な小児病棟としてさらに現地医療の充実がはかられるとのことです。


ジャパンハート医療センター(AAMC)


診察を待つ患者さん


分娩室


4Dエコー設備のある検診室

カンボジアの医療従事者不足は他の東南アジア諸国と比較しても深刻な状態が続いています。AAMCでは現地の国営病院と協働し、現地の病院では診察不可能であったり
手術や検査が必要な患者を無償で受け入れており、年間1000件の手術を行っているそうです。
また、医療活動だけではなくジャパンハートが支援している優秀な医学部生、看護学部生の中から将来病院運営を担う人材育成にも取り組んでいます。

また、同日に今年よりスポンサー契約を締結した「Cambodia Baseball Federation(CBF)」の活動拠点である野球場も訪問しました。
カンボジアナショナルチームだけでなく近隣学校の児童・学生もこの野球場を利用して日々練習に励んでいます。
野球用品やユニフォームが国内では足りていないのが現状ですが、日本のプロ野球球団からの野球用具支援もあり、カンボジア国内での野球人口を増やしているそうです。


整備された野球場


放課後に練習をする子どもたち

ブライセングループでは今後も海外での活動支援を継続するとともに、東南アジアへの地域貢献・経済発展の支援を続けてまいります。

【特定非営利活動法人ジャパンハートについて】http://www.japanheart.org/
ジャパンハートは、2004年に活動を開始した国際医療ボランティア団体です。
日本発祥のNGOで、医療に重点を置き、「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に
活動をしています。日本以外では、ミャンマー、カンボジア、ラオス等の東南アジアを対象地域とし、
日本から多くの医療者やボランティアを派遣し、診療・手術などの医療支援を実施する他、保健活動、
医療人材育成支援、養育施設運営などを展開しています。

理事長 吉岡春菜
所在地 東京都台東区台東1-33-6

活動内容
途上国及び日本の僻地離島への医療専門家の派遣
途上国からの医療専門家の研修受け入れ
海外での無給の医療ボランティア活動 他

【Cambodia Baseball Federation (CBF) について】/http://cbaf.asia
2007年より活動を開始した、カンボジアのスポーツの復興に取り組むナショナルチームです。
2015年より国会議員でもあるThavy Nhem氏を迎え、2016年よりThe Minstry of Education、 Youth & Sportsの協力を受け、
同省管轄のカンボジアオリンピック委員会の参加でプノンペンの小中高生の体育の授業の中で野球を教えています。

pagetop